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ついに【前向き】に『自己破産』

2023年3月2日

久々の投稿となります。

いろいろとありましたが、結論から言うと

『自己破産』

という選択をしました。

借りたお金は返すのが当然

そう考えてはいたものの

いざ自分の収入だけではやりくりができず

借金を借金で返す行為を1年半ほど繰り返していました。

副業やFXで収益を出し続ける…

私にとっては難しいものでした。

ブログもFXの勉強も継続してはいるものの

先日ついに返済金を準備することができず…

考えた末、法律事務所へ相談し、今にいたります。

今回はこの自己破産について

自身の体験を綴っていきます。

今後自己破産を検討している方の参考になるかと思いますので、

興味のある方はぜひ一読ください。

相談方法はインターネットからの無料診断

実は2022年の6月にもとある法律事務所に相談をしていました。

今と同じような状況ではありましたが、

夏季賞与でなんとか工面することができ、

その際は話を聴くだけでした。

そのきっかけはスマホで調べものをしていた際のネット広告からでした。

ネットの無料診断は不安?

という不安はありました。

ですが、借金を返せなくなり、延滞料金が雪だるま式に増えていくことを想像すると

まずはやってみよう!ということで、

R法律事務所さんというところの無料診断を実施し、

実施後すぐに電話がかかってきたのを覚えています。

電話の内容は今回の件について詳しく聞かせて欲しい旨の内容でした。

詳しく…とは?

具体的に全体の借入がどのくらいあるのか?

いつからあるのか?

毎月の収支はどの程度なのか?

資産はどのくらいあるか?

預貯金はあるか?

手取りの給料はいくらくらいか?

何が原因で借金が増えてしまったか?

などなど…

普段から家計簿をつけていたので、即答できたことはよかったものの、

見ず知らずの人間へ自分の財務状況をさらけだすことは

少なからず抵抗があったのを覚えています。

やり取りをしながら調べる

法律事務所の連絡先、所在地等

情報をもとにグーグルアースで検索をかけるだけで

本当にその事務所があるか

建物があるかくらいは確認できます。

また、弁護士の名前を確認するのはもちろんですが、

できれば名刺等をもらって、

弁護士として登録されている人物かどうかの確認もした方が良いかもしれません。

私も検索し、登録されているのを確認してから進めています。

切羽詰まる前に…

私は無料相談とはいえ、一か所だけの話を聞くだけでは安心できませんでした。

6月に相談した際の内容はメモに残していて、

今回別の事務所へ相談した際に、とても参考になった点があります。

それは 費用 と 期間 と 対応方法です。

ただ、切羽詰まった状態で、2個所の法律事務所さんと話を進めるのは

正直大変です。

時期をズラして、しっかりと比較したり、内容を精査する時間が欲しいところ。

もし少しでも考えているのであれば、まず一か所に相談してみることをおススメします。

選択肢は…

債務整理

借入先や借入の状況を精査し、借入先毎に対応を決めるということでした。

私の場合、クレジットカードの支払いを合わせると8社ほどから借入を行っている状況でしたが、そのうちもっとも金利が高く、今後支払っていくことでの負担が大きい1~2社を選定し、その後の金利は0にする変わりに、毎月の支払い額を増額し、数年で返済するというものでした。

メリットとしてあげられる点

自己破産とは異なり、借入先毎の対応のため、対象の借入先以外の業者との取引は継続されるということでした。クレジットカードも対象の借入先は使えなくなりますが、その他は今まで通り使うことができるようでした。

デメリットとしてあげられる点

借金が0になるわけではないため、今後も金利の支払いをしつつ、返済をしていかなければならない。

それに付け加えて対象となった借入先へは毎月の返済額を上乗せして返済する必要があるため、本来上乗せができるほどの収入があるのであれば、初めから返済できるのでは?となりそう。

私の場合も1社を債務整理で対応してみてはどうかというご提案はいただいたのですが、

どう考えても毎月の支払いがさらに増えるということには対応できないと考え、

自己破産を選択しました。

自己破産

借金を返済できない旨の法的手続きを行い、

その後の返済が免除されるとのことでした。

メリットとしてあげられる点

前述したとおり、今現在抱えている借入の返済がなくなる

デメリットとしてあげられる点

金額にもよりますが、管財事件という扱いになる可能性が高く、

弁護士費用(約40万~)とともに管財人費用(約20万~)が発生します。

管財人とは、債務者が自己破産を申告するにあたり、どのような収支の管理をしているか、

どの程度の支払い能力があるか、といった内容を監督する人です。

また収支の状況の変化を監視するという点から、

様々な書類の準備が必要となります。

官報に名前が載ります。

5年間新たな借り入れができなくなります。

追加で借りる?

親族等から借りられて、何らかの収入の見込みがあり、

返済が可能なのであれば、債務整理も自己破産もせず、

対応することはできるかもしれません。

そもそも借りれないから困っているハズですので、

この選択肢はまずないですよね。

どんな状況でも借りれる高金利の貸金業者の利用は、今の状況を悪化させるだけなので

冷静に判断しましょう。

「自己破産」具体的に何をするのか?

家計簿、開設した預金通帳(過去2年分)、全ての証券、FX口座の在高証明や取引履歴が必要です。また私の場合、メインで使用していた銀行からお金も借りていたので、凍結されてATMが使えなくなるのは不便ということで、別の銀行に給料口座を開設し現在利用しています。

必要とは、、、具体的に証明できるようプリントアウトした書類や、スマホのスクショをプリントアウトしたものを準備する(生計を共にする人の分も含む)

また返済不能にいたった経緯や財産分与、退職金の有無なども証明する必要があります。

とはいえ

実際手間なのは正直最初だけな印象です。

現在手続きを開始してから3ヵ月ほど経ちましたが、継続して実施しているのは以下のとおりです

・毎月1回以上は通帳をコピーし弁護士へ提出

・毎月の給料明細をコピーし弁護士へ提出(共働きであれば夫婦分)

・毎月の家計簿を記録し帳簿を弁護士へ提出

・弁護士費用の分割払い

今後は支払いが終わった後、実際に裁判を開始してもらうことになるのですが、ほぼ弁護士さん任せになると思われます。

手続きを開始してみて

正直実感はありません。

生活が変わったようなところもありません。

今まで支払っていた利息や返済がなくなり、経済的に少しだけ窮屈ではなくなったくらいでしょうか?

毎月の返済でいくら不足するとか悩むこともなくなりましたし、

今まで以上に家計簿の精度もあがり、無駄な出費も減ったようにも思います。

とはいえ、まだ始まったばかり。

まずは必要な支払い分の払い込みを行い、自己破産できるよう努めます。

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