近年の少子高齢化や過疎化の影響で
お墓との向き合い方が大きく変化してきています。
今までのように先祖代々ひとつのお墓に…
ということは理想なのは承知のうえですが
お墓を維持するためには、それを継承する親族と管理費用が必要です。
継承する親族がいない…
管理費用も気になる…
という不安を抱えた方へ
近年増加している「墓じまい」に注目し
都立霊園(多摩霊園)を例にご紹介します。
都立霊園
都立霊園は八柱、谷中、青山、小平、多磨、雑司ヶ谷、染井、八王子の8ヵ所
多摩霊園の概要
総面積は128ヘクタール
都立霊園の中で最も広く
大正12年に開設された日本初の公園墓地
墓所面積は霊園全体の50%以下に抑えられ、自然豊かで、霊園と公園が美しく調和しています。
春は1600本もの桜が花を咲かせる名所。
多摩霊園のアクセス
西武多摩川線「多磨駅」より徒歩約7分
JR中央線「武蔵小金井駅」(南口)よりバス「多磨霊園駅」行き約15分、「多磨霊園表門」下車(霊園内にもバス停あり)
京王線「多磨霊園駅」よりバス「武蔵小金井駅南口」行き約10分、「多磨霊園表門」下車(園内にもバス停あり)
敷地内に「バス通り」と呼ばれる道路が通っており停留所が複数ヵ所あるため、墓参するお墓の近くまでバスで行くことができます。
墓じまいとは
墓石を撤去し、墓所を更地にしてお墓を設置している土地の使用権を管理者へ返還することをいいます。
お墓に納めている遺骨を別の場所へ移動することになるので、
お墓の引っ越しともいえます。
ですが住居の引っ越しとは異なり、法律上、勝手に遺骨を移すことはできずません。
墓じまいをするためには行政手続きなどをする必要があります。
墓じまい後の遺骨に関する選択肢
新しく建てた別のお墓や永代供養墓(合葬埋蔵施設)への改葬
自然への散骨
自宅供養
などが挙げられます。
多摩霊園で墓じまいをしても、多摩霊園の合葬埋蔵施設へ改葬はできない
合葬埋蔵施設は、遺骨を土の中に埋葬するのではなく、地下にある施設内に安置します。
ですが地下の施設にも安置できる数の限界があり、
多磨霊園はすでに安置スペースが無くなり、現在は利用できません。
その代わり無料で小平、八柱霊園へ納骨できます。
いつでも墓じまいできるわけではない(都立多摩霊園)
いざ墓じまいを行おうとしても、年中いつでもできるわけではなく、
都立霊園の各霊園事務所に施設変更の申請を行う必要があります。
多摩霊園の施設変更の申請の受付は年3回。
第1回 7/16 ~ 7/31
第2回 10/16 ~ 10/31
第3回 12/16 ~ 12/28
墓じまいに必要な書類は多数あり
ステップ 1 施設変更予約時
1) 埋葬施設使用終了届け
2) 施設変更申請書
3) 施設変更に係る誓約書
ステップ 2 施設変更申請時
1) 埋葬施設使用終了届け (実印押印)
2) 施設変更申請書 (実印押印)
3) 施設変更に係る誓約書 (実印押印)
※3)は工事業者の社判が必要です。
4) 霊園使用許可証(紛失の場合は、直近の霊園管理料の領収書、口座振替をしている場合は口座振替通知書)
5) 印鑑登録証明書 1通(発行日が申請日より3カ月以内)
6) 住民票 1通 (個人番号:マイナンバーが記載されていないもの ※本籍記載のもの)
7) 認印(三文判)
8) 実印
9) 460円分の切手(合葬埋葬施設使用許可証郵送代)
ステップ 3 合葬埋葬施設使用許可証
郵送で受取
ステップ 4 改葬許可申請書作成時
1) 合葬埋葬施設使用許可証
2) 認印(三文判)
3) 400円 埋葬証明代
ステップ 5 役所で手続き(改葬許可申請書の提出)
手続きをして 改葬許可証 を受取
ステップ 6 墓石撤去時
1) 返還工事着工届け (不要な霊園もあります)
2) 返還工事終了届け
ステップ 7 合葬埋蔵施設に納骨時
1)合葬埋葬施設使用許可証
2)認印(三文判)
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画像引用元 多摩霊園公式ホームページ お墓のミキワホームページより