通信

「ahamo」へ切り替えるべき?「ギガホ・ギガライト」と比較【ファミ割などの各種割引も考慮!】

2020年12月11日

ドコモの新プランの「ahamo」と既存プランのギガホやギガライトを比較し

どちらが安いのかを検証しました。

この記事を読むことで新プラン「ahamo」について以下のことがわかります。

2021年3月1日 追加情報!なんと値下げ!注意点も追加

2021年3月1日 NTTドコモはahamoの月額利用料金を

税抜き2,980円(税込み3,267円)の予定から税抜き2,700円(税込み2,970円)に値下げすることを発表!

残りの大手2社の動向も気になりますね!

ahamoのサービス開始は2021年の3月26日から

気を付けるべきポイントは以下のとおり

  • 機種購入は事前に
  • ahamoの機種変更は6月から(それまでは機種変更できない)
  • ahamoの対応機種の発表(iPhone21機種、android72機種)
  • プラン変更月の基本利用料金は利用していたプランとahamoで高い方の金額に

もし事前エントリーをしていて、サービス開始直後に切り替えても、対応機種でなければ通信ができない!

事前に対応機種をしっかり確認しておきましょう!

docomo公式ホームページで対応機種を確認する

ahamo公式ホームページで対応していない機種を確認する

ギガホプランユーザーはahamoに切り替える予定月の前月までにギガライトプランに変更しておくことで

月額利用料を節約できる可能性があります!

 

先行エントリーをしているのは100万件を超えたとの情報もあり、

先行エントリーしてみたのはいいけど、実際使えるのか?

という新たな問題が発生しそうですね。

 

以前に確認した際には家族割引対象外とのことでしたが、一部対象となる場合もあるようです。

それは主契約回線がahamoではない場合、家族がahamo回線へ切り替えてもdocomoの契約数にカウントされ、

主契約回線の家族割適用になるようです。

主契約でなくとも同グループ内のギガホやギガライト回線も同様に割り引かれるようです。

ahamo契約回線から見れば料金が割り引かれることもなく、家族間の通話も無料になるわけではないので注意が必要ですね。(もともと5分は通話無料ですが)

 

  • 価格は安い?
  • オプションはある?
  • 通信量超過時の速度は?
  • 通話料金は?
  • 変えるべき?
  • 変える場合の注意点は?

さっそく見ていきましょう。

ahamoと既存プランの内容を比較

ahamo gazo
ahamoギガホ
(2019年9月30日以前
受付分)
ギガホ2
(2019年10月1日以降
受付分)
ギガライト
(2019年9月30日以前
受付分)
ギガライト2
(2019年10月1日以降
受付分)
5Gギガホ
通話料金国内5分無料家族間無料家族間無料家族間無料家族間無料家族間無料
通話オプション(税込み)1,100円
(国内かけ放題)
770円
(国内5分無料)
1,870円
(国内かけ放題)
770円
(国内5分無料)
1,870円
(国内かけ放題)
770円
(国内5分無料)
1,870円
(国内かけ放題)

770円
(国内5分無料)
1,870円
(国内かけ放題)
770円
(国内5分無料)
1,870円
(国内かけ放題)
通信量20G30G(キャンペーン終了済み)30G(キャンペーン中+30G)~7G~7G100G
通信量超過時の通信速度1Mbps1Mbps1Mbps128Kbps128Kbps3Mbps
税込み通信料金
(各種割引なし)
2,970円9,328円7,865円4,928~8,228円3,465~6,765円7,865円
割引適用後通信料金
(期間限定除く最大割引適用)
割引なし5,478円5,478円2,178~5,478円2,178~5,478円6,028円
定期契約なしなし
or
【2年縛り】
(選択可)
なし
or
【2年縛り】
(選択可)
なし
or
【2年縛り】
(選択可)
なし
or
【2年縛り】
(選択可)
なし
or
【2年縛り】
(選択可)
解約手数料(税込み)無料10,450円1,100円10,450円1,100円1,100円
MNP手数料(税抜き)無料2,200円3,300円2,200円3,300円3,300円
5G対応5G対応4Gのみ4Gのみ4Gのみ4Gのみ5G対応
表示は税抜き価格です

2021年3月26日追記 2021年4月1日から、docomoでは新料金プラン 「ギガホプレミア」と「5Gギガホプレミア」の提供を開始します。

このプレミアを簡単に説明すると

  • 通信料金がギガホプレミアは7,265円、5Gギガホプレミアは7,315円へと若干値下げ
  • ギガホプレミアでは基本通信量として60ギガまで利用可能
  • ギガホプレミアは3ギガまでなら3,168円で利用可能
  • 5Gギガホプレミアでは基本通信量制限なし

といった感じですね。

旧プランは2021年3月31日をもって新規の申し込みが終了となるようです。

新料金プランとの比較は、まとまり次第記事にするつもりですが、詳細を早く知りたい方はドコモの公式ホームページ(ギガホプレミア)をご覧ください。

2021年3月現在のギガホ2からギガホプレミアへの移行は解約金なしでできるようですが、2019年9月30日以前に契約をしていて、今までギガホ2へ移行手続きをしていない方は解約金が発生(満了時まで留保)される仕組みがあるようなので注意が必要ですね。ここまで2021年3月26日追記分

ahamoのポイント

  • データ通信量が20Gで月額2,970円
  • 4G/5G対応
  • 5分以内の国内通話が無料(1,100円で国内通話かけ放題オプションあり)
  • データ使用料超過後でも最大1Mbpsの通信速度
  • 受付はオンラインのみ(ドコモショップでは受付不可)
  • 月間データ容量は、必要に応じて1GBあたり550円で追加可能
  • 2021年3月から提供開始
  • 各種事務手数料が無料{「新規契約事務手数料」「機種変更手数料」「MNP転出手数料」}
  • 2年縛りなし
  • 解約手数料無料
  • テザリングは追加料金なしで利用可能
  • ドコモの各種割引(ファミ割、ドコモ光セット割、家族割)は対象外
  • キャリアメールは使えない

現行プランの各種割引のポイントをおさらい

各種割引のポイント

ドコモ光セット割…「ドコモ光」の契約者または同一「ファミリー割引」グループ内の「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約人数 × 550円(ギガライトでデータ使用量が3G以下)~1,100円割引

みんなドコモ割り…契約回線数によって契約毎に割引 550円割引(2回線)~1,100円割引(3回線以上)

ファミ割…同一ファミリーグループ内の通話が無料

家族4人の場合の価格を検証

ギガライト2の基本料金は割引なしでデータ使用料に応じ

  • 3,465円(~1G)
  • 4,565円(~3G)
  • 5,665円(~5G)
  • 6,765円(~7G)

以上4種の価格幅があります。

ギガホ2の基本料金は7,865円(~30G+キャンペーンで+30G)

※ギガライト、ギガホ2ともにdカード支払割適用なしの料金です。「定期契約なし」プランで「dカード支払割」の適用がない場合は記載の金額に月額187円を割り引いた金額となります。料金をdカードで支払う場合の基本料金です。以後の執筆内容はdカード支払割適用時の料金を基本としています。

ドコモ光セット割適用時の価格比較

全員がギガライトでデータ利用料が1G~3G以下

こちらの場合は通信量が1~3Gのため、各々の基本料金は4,565円となります。

基本料金の合計は 18,260円

そこからドコモ光セット割適用(ギガライト3G以下)で 4人 × 550円 割引

さらにみんなドコモ割り適用で 4人 × 1,100円 割引

このケースの場合、各料金は

18,260円(基本料金) - 6,600円(割引料金) = 11,660円(割引後の料金) となります。

ファミ割適用で家族間の通話は無料です。

この家族が全員ahamoへ変更した場合

基本料金 2,970円 × 4人 =11,880円 となるので

金額的にahamoに変えると220円高くなってしまいます。

利用できるギガ数は各20Gと増えますが、家族間の通話が無料になるファミ割も適用外になるので

 

「そんなに通信量はいらないよ!」

「ほとんど家族としか電話しないよ!」

という方は変更する必要はなさそうです。

 

2021年2月10日追記 楽天mobileが3大キャリアの格安プランに対抗し、rakuten UN-LIMIT Ⅵ を2021年4月1日から提供開始!

docomoを家族4人が利用していて、全員がギガライト、かつ光セット割などの割引をフル活用しても

ひと月の通信量3G以内となると、先ほどお話しした 10,912円となるのはご確認いただけたかと思います。

1回線あたり 2,728円 ですよね。

今回この場を借りてお知らせしたいのが、楽天より発表されたrakuten UN-LIMIT Ⅵ 

2021年4月1日からの提供開始となるこちらの楽天mobileの新プラン。

なんと!楽天のサービスエリアであれば

ひと月の通信量1G未満は無料!

3G未満は1,078円!

20G未満は2,178円!

20Gを超えても1Mbpsで使い放題で3,278円!

という破格のプランです!

ギガライトを利用していて、ひと月の通信量が3G未満の家族が複数人いるのであれば

自宅外での通信を控えているのであろうと考えられます。

もしくは自宅の光回線でほぼ通信していて、出先での通信をしていないなど。

そのような方であれば楽天mobileのrakuten UN-LIMIT Ⅵ に変えるのも選択のひとつと言えます。

仮にキャリアを変更し、docomoの様々な割引が受けられなくなったとしても

1契約あたり、ひと月の通信量が3G未満であれば、docomoのギガライトの最大割引金額よりも約1,500円安くなります!

仮に20G利用したとしても2,970円なので、ギガライト2で最大の7G利用した場合の最大割引価格(4,378円)と比較しても約1,400円安いことに!

さらにさらに、楽天linkという通話アプリを利用することで、無料で電話もかけ放題になるんですよ!

いいこと尽くめのようですが、楽天mobileのデメリットとしては

現時点では基地局が少なくて、楽天のサービスエリア以外の通信は他社の通信回線を借りているという点があげられます。

ですので、時と場合によっては通信が不安定になることもありますし

現状だと楽天のサービスエリア外は通信量が5ギガまで…

ですが!

もともとギガライトを利用していて、通信量も節約している方であれば、それほど気にはならないのではないでしょうか?

楽天mobileでは2021年夏を目途に通信環境を人口カバー率96%まで改善すべく、基地局を増やすと発表もしております。

今なら300万人先着で1年間スマホの利用料(通信量)無料のキャンペーンも実施しているので、乗り換えるのであれば今がチャンスです!

他にも新品のスマホが全額ポイントで還元されるキャンペーンなどもあるので、気になった方は一度、ご自身の目で確かめて見てください!

楽天mobile公式ページはコチラ → 楽天mobile

親2人がギガホ、子二人がギガライトでデータ使用量が5G~7G

こちらの場合の基本料金は

ギガホが 7,678円 × 2人

ギガライト(5G~7G)が6,578円 × 2人

4人の基本料金の合計は 28,512円 となります。 

そこからドコモ光セット割適用(ギガライト3G以上、ギガホ)で 4人 × 1,100円 割引

さらにみんなドコモ割り適用で 4人 × 1,100円 割引

28,512円(基本料金) - 8,800円(割引料金) = 19,712円(割引後の料金)

この家族が全員ahamoへ変更した場合

基本料金 2,970円 × 4人 =円 となるので

7,832円安くなります

 

「家に光通信の環境が整っているから通信量は20Gもあればじゅうぶん!」

「家族以外にも電話するけど、いつも5分も話さないよ」

という方であればプラン変更をした方がおトクです!

仮に全員に通話オプションを追加して国内かけ放題にしてもお釣りがきますから。

2021年3月26日からのサービス開始。

来年度から高校生になり、通信量がもう少し欲しくなるお子さんがいる家庭にもおすすめですね!

ドコモ光セット割適用外の場合や契約回線が2回線以下の場合

ドコモ光セット割適用外、契約回線が2回線以下でみんなドコモ割りの恩恵をしっかり受けられない場合は

「キャリアメールが使えないと困る!」

「通信量が20Gじゃ足りない!」

ということでなければahamoに切り替えが良いかと思います。

各種割引を受けられない新プランの「ahamo」ですが

現行プランの各種割引以上に低価格です。

ahamoは基本料金が2,970円で通話オプションをつけても+1,100円と計算もしやすいので、家計簿をつけるのもわかりやすくなりますね!

ahamoのデメリット

ahamoのデメリットとして各種割引を受けられないことを多くの方が指摘されていますが

ドコモ光セット割やみんなドコモ割の割引額と比較しても

ahamoの金額はデメリットにはならないと思います。

結局のところ現行プランで最大の割引を適用しても、1回線あたり約2,000円の割引ですから…

キャリアメールでないと登録できない金融機関等はありますので、

そのような機関を利用している方でない限りデメリットといえるデメリットは見当たりません。

次項の3点を除いては…

5G対応機種でないと通信できないし、事前に5Gギガライトにしておかないと…

冒頭でもお伝えしたように、今現在5Gを利用できる機種をお持ちでなければ

ahamoを利用することができません。

公式ホームページでは機種をahamo公式ホームページからahamo用に新規購入した場合を除き、

ご自身の機種が対応しているか事前に確認する必要があります。

また通信プランの月額利用料金に関しても注意があり、

ahamoに切り替え予定の回線のプランは5Gギガライトに事前に切り替えておくことで

切り替え月の料金がahamoの料金になるとのことです。

仮に切り替え月にギガホからahamoへ切り替えると、切り替えた月はギガホの利用料金が適用されてしまう!

通信できるか確認する意味でもahamoに切り替える前月までにプランを5Gギガライトにしておいた方がよいでしょう。

ドコモの既存プランからの移行でも「MNP」が必要

ahamoはドコモの新プランなのに、既存プランからの変更でも他社へ乗り換えするときに必要なMNPを取得し、手続きを行う必要があります。

キャリアの乗り換えをしたことがない方にとっては面倒そのものかもしれません。

ドコモのホームページからドコモオンライン手続きに進み

「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」より手続きをして、

発行されたMNP予約番号にてahamoの新規契約を行う

といった流れになります。

このMNPを利用して他社へ乗り換える際、通常は手数料が発生しますが

ドコモの既存プラン(ギガホ2、ギガライト2)からahamoへのMNP転出に伴う各種手数料(MNP転出手数料、契約解除料)は無料になるとのこと。

同じドコモなんだから当たり前といえば当たり前ですが…

そしてahamoは新規契約の事務手数料が無料のため、ドコモの既存プランからの変更は手数料が一切掛からないようにはなっています。

ドコモでは2021年5月にシステムを改修し、このような手間をかけずにプランの移行ができるようになる予定とのことです。

現状だと光回線を契約しているペア回線はオンライン手続きではMNP取得ができない

ドコモ光を契約する際、セット割を利用するためにペアとなる回線を登録します。

そのペアになった回線は現状オンラインでMNPの手続きができないようです。

今後システムの改修で可能になるかどうかは今のところわかりませんが、

ドコモの携帯を利用していなくてもドコモ光は契約ができることから

ahamoに変えることは可能ということかとは思いますが、詳細は不明です。

ドコモ光のペア回線のMNP取得方法

ドコモのインフォメーションセンターに連絡して手続きを行うことでMNPは取得できるようです(実際に電話して確認済み)

内容を伝えると、インフォメーションセンターからドコモ光のサービスへ担当が切り替わります。

そこでドコモ光とのペアを解除する、新たなペア回線を設定するなどの選択肢があるようなのでどうするかを決めたのち

MNPが取得できる流れになっているようです。

ahamoは4G/5Gのみ対応の為、3G回線での通信はできない

電波が悪い地域に住んでいる方、もしくは登山をされる方は注意が必要です。

普段の通信環境、電波の状況を確認して、

電波表示に「H」や「3G」と表示されている方が対象。

将来的にどのキャリアでも3G回線での通信はできなくなることが決まっているので、遅かれ早かれこの問題にぶつかります。

「どうしてもまだ3Gが使えないと困る!」

という方にはおススメできません。

とはいえ、3G回線でフォローしていた地域がそのまま放置されることも考えにくいので、

ゆくゆくは利用できるようになるのではと考えています。

ahamoのメリット

デメリットとして考える方もいるかとは思いますが、

時間を奪われないオンライン手続きができるのはメリットですよね!

なのでそのメリットを活かすためにも先ほどのドコモ光を契約している回線からもオンライン上で手続きが完了できるようにしてもらいたいものです。

5G対応機種であれば、4G、5G、どちらにも対応可能。

5分間国内通話無料も、1,100円のオプション追加でかけ放題になるのも魅力!

テザリングも無料なので、対応機種であればWi-Fiルーターとしても活躍してくれそうです。

ahamoとギガホ・ギガライト比較まとめ

ahamoの特徴をしっかりと把握できれば、ギガホ・ギガライトだけでなく

他社のプランとの比較もできます。

プランを切り替えるかどうかは支払う金額の比較だけでなく

切り替えにかかる手間やメリット・デメリットも考慮する必要があるので一概には言えません。

まずはご自身の契約と利用状況をしっかりと把握し、

プランの検討をしてみてはいかがでしょうか?

お小遣いが増えるかもしれませんよ!?

※画像引用元 NTTドコモホーム

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