実家の電話回線はアナログ?デジタル?ひかり電話?
普段から意識することがないので、わからない方も多いのでは?
年代にもよりますが、60代以上の親が実家で生活していて
子供と別居している場合、いつの間にかひかり電話に変わっている可能性があります。
我が家の実家もいつの間にかひかり電話に変わっていました…
スマホやパソコンを使いこなす知識を持った親であれば、Wi-Fiや光通信を理解して契約しているとは思いますが、私の親は未だにガラケーを利用していてパソコンの知識も皆無です。
そんな親がなぜひかり電話に変更したのか?疑問が残ります。
支払金額は2ヶ月に一度の支払で8,000円を超えるようで
決して安くないことだけはわかります。
料金を見直したいのであれば、契約の見直し、プラン変更や他のサービスに乗り換えるしかありません。
毎月の固定費は地味に家計を圧迫するので、なんとかしてあげたいですよね。
ひかり電話かどうかを確認する方法
インターネットで確認する方法が紹介されている方法でNTTの114に電話をかけるというものがありますが、現在は確認できなくなっているようです。
地味に配線を確認して、モジュラーケーブルの先がどこに繋がっているか、
設置されているモデムにONU、ひかり電話、PPPなどの表示があるかを確認してみてください。
設置されているモデムに上記の表示があれば光回線を契約していることになります。
フレッツ光ライト&ひかり電話はアナログ電話よりお得?
通話料金やひかり電話の基本料金だけを比較したら、安くみえます…が、
それにインターネットプロバイダの契約料が上乗せされることになるので、インターネットを利用することがない家庭であれば、総額で比較すると通話時間が何時間にもならない限りお得とはいえないでしょう。
アナログに戻せる?
結論からいうと戻せます。
NTTに連絡してアナログに戻したいむねを伝えれば戻せるようです。
しかしながら、今まで利用していたモデムは返却、場合によっては光回線の通信線を外すなど、閉鎖のための工事も必要になり、金額も2,000円~10,000円程度かかってしまうようです。
設置場所にもよりますが、今まで設置していたものを回収するだけなので、早ければ数十分で作業は完了するとのこと。
問題は契約していた親が理解できていないことで、様々な手続きに手間がかかることです…
他社のサービスへ転用する場合に必要な手続きと時間
契約者の問題をクリアできれば、手続き自体そんなに難しいことはありません。
NTTに連絡して、転用したい意思を伝えると、転用をするために必要な番号(有効期限15日)を用意してくれます。
契約しているプランによってはそのままで転用できないものもあります。
実家のフレッツ光ライトがまさにそれで、従量課金制の回線を契約していると乗り換え先のサービス内容によってはスムーズに転用できないようです。
この転用に必要な番号を得る為に一番の問題は
NTTに電話がつながりにくいということです。
かける時間帯によっては10分以上待たされることも…
NTTへの問い合わせは電話をかける以外にないのか?
問い合わせフォームを利用する
NTT光の公式ホームページの中にインターネットに関する問い合わせができるフォームがあります。
ありますが、、、
入力した内容を送信するフォームになっていて、
送信した履歴も問い合わせた側には残らず、返信も遅いです。
というより、2週間たった今でも返信がきていません。
チャットで問い合わせ
フレッツ光の公式ホームページにいくと、右下にチャットで問い合わせ(自動返信)ができるようになっています。
ためしに親の条件に合わせて回答してみました。
笑える内容なのでご覧ください。
チャットの自動案内
ご訪問ありがとうございます。
本日はどのような内容をお探しですか?
という質問に対する準備された選択肢が以下の4つ
- 初めて光回線を使う方
- ご契約の流れ
- 利用エリア検索
- 料金プラン診断はこちら
親の立場になって、初めて光回線を使う方を選択
次の質問に移ります
チャットの自動案内
光回線でインターネットを利用するためには、プロバイダとの契約が必要となります。
プロバイダについて詳しく確認したい方は下記をご確認ください。
選択肢は次の4つ
- プロバイダとは?
- 自分の住所が提供エリアか確認する
- 自分にあったプランを診断する
- ご契約の流れ
親がプロバイダの説明を受けたところで理解できるとも思えず、
提供エリアでない限り勧誘もこないだろうということで
自分にあったプランを診断するを選択
次の質問に移る前に表示されるページがプランの内容を紹介するページ。
このページを下にスクロールするとまた右下にチャットで問い合わせができるようアイコンが表示されます。
クリックすると次の質問に移ります。
チャットの自動案内
質問に答えると、あなたに合ったプランをご提案いたします!
お住まいはどのようなタイプですか?
- 集合住宅(4戸以上の建物)
- 戸建て(3戸以下の建物)
戸建てを選択。
次の質問に移ります。
チャットの自動案内
スマートフォンやタブレット端末はお持ちですか?
- はい
- いいえ
もちろん親は持っていなかったのでいいえを選択
次の質問へ移ります
チャットの自動案内
インターネット利用の際に重視されるのはどちらですか?
- インターネットの速度
- 月額利用料金
そもそもひかり電話以外のインターネットを利用しないので速さにこだわるわけもないため、月額利用料金を選択
ここまでのチャットの内容をまとめると










となります。
そして次が最後です…
質問ではなく出てきたものは…

選択肢として準備されているものは
- メニューに戻る
…
ツッコミどころはいくつもありますね(笑)
・質問をサイト側があらかじめ準備しているのに、その回答がない
・メニューに戻るとまた最初から同じ質問が繰り返される
・他の言い回しができる仕組みになっていない
と、私の場合、チャットでの問い合わせでは解決できませんでした。
ですので、基本的には待たされることを覚悟しつつ電話で問い合わせるしかないようです。
NTTからは直接勧誘はしない?
NTT、プロバイダーは自らが勧誘することはなく、インターネットの勧誘の電話、もしくは自宅に訪問しての勧誘は主にそのサービスの代理店が行っています。
親はこの言葉巧みな勧誘にのせられ、詳しく理解もしないまま契約してしまったのかと思われます。
親の記憶は曖昧なので、はっきりとしたことはわからず、現在手元に請求書がないので詳細もわからないままですが、インターネットの知識もなく、モデムも初期設定のランプがついたままだったので、勧誘した人間は確信犯だったといえるでしょう。
勧誘で不要なインターネットを契約?まとめ
モデムに貼ってあるモデムの製造年は2014年12月で光コラボが始まったのが2015年2月なので、すでに契約して5年も経っているものと思われる。
その間インターネットが使えない状態が継続しつつも、しっかりと料金は納めているので、無駄としかいいようがありません…
そしてその事実を親は理解していない…
そんな家庭は私の親だけではないはずです。
実家に帰省する機会があればぜひ一度電話機の親機のまわりを確認してみてください。
旧式のアナログ回線であればモデムもそれなりに見た目は古く、表示されているランプの数も少ないはずです。
毎月数千円の違いでも数年経てば数万円、数十万円の差がでてきます。
今後はインターネットを利用しない環境の方が少なくなるとは思いますが、
利用しないものを契約し続ける必要はないのもまた事実です。
この機会に実家の電話回線をぜひ確認してみてくださいね!